マンション管理士になりたい4 〜宅建を受験してみて分かったわかりやすいテキストのポイント〜

マン管・管業主任の勉強を始めてまもなく1ヶ月になろうとしています。

テキストは4冊あるうちの3冊目まで進みました。

初めて習うことが半分、宅建で学んだことが半分です。


ありがたいことに、私がお世話になっている「フォーサイト」さんのテキスト、とっても分かりやすくて覚えやすいです。ぜひオススメします!

私は昨年、宅建の資格を取りました。その際に使ったテキストは「総合資格学院」のもの。
「総合」で学んでよかったことはたくさんありました。通学学習では担当の社員さんが直接声をかけて励ましてくれたり、映像教材は何度も繰り返し観させていただきましたし、模擬試験が充実していました。全部で5〜6回くらい受けたでしょうか。
総合は「懇切丁寧な資格予備校」です。

しかし、テキストの書き方に関しては、正直分かりにくかったですね。なぜなら、テキストというだけあってほとんどが「文字」の羅列。専門用語のオンパレードです。これまでその業界にいなかったズブの素人にとっては、書いてあることがイメージできなかったのです。おかげで講義の途中から眠くなることもしばしば。

 

それに比べ、フォーサイトさんのテキストは「イラスト」重視。イラストが多いということは、イメージをつかみやすくて覚えやすいということです。
例えば民法宅建業法の部分。民法って何を書いてあるのかさっぱり、という方も多いと思いますが、フォーサイトさんのテキストでは、誰にでもわかるやさしい言葉に言い換えています。さらに、イラストや図表で補足してくれます。これなら初心者でも何とかついていけます。

テキストのほとんどがカラーページだったこともよかったです。

宅建の学習もフォーサイトさんのを使えばよかったと思ったくらいです。

 

 

そこで、テキスト選びのポイントとしてオススメしたいことをまとめてみました。

 

1 「テキストは2種類選ぶべし」

  なぜかというと、初心者にとっては書いてあることの意味がイメージできないからです。1冊目は概要を網羅し、イラストや図表が豊富で分かりやすいものがオススメです。一通り学習を終えたら2冊目に進みます。これは文字が多く、文章が長くでもいいです。そして、実際の受験問題に使われる言い回しの多いもの、つまり、本番をイメージしやすいものがオススメです。

 

2 「『過去問』だけに頼らない。」

  私が宅建試験を受けた時、はじめは過去問を中心に解いていました。ところが、総合の先生から「その年の問題が過去問と同じ文章であるとは限りません。だから、過去問だけを解いているのはかえって危険です」と言われました。総合では、予想問題やオリジナル問題が豊富で、過去問をベースに、先生方が練りに練った問題を立て続けに出してくれました。実際の試験でも、過去問にはなかった内容や言い回しの問題もあって、安心して試験に臨むことができました。

  ですから、過去問+オリジナル問題、予想問題の多いテキストを選ぶことをオススメします。

 

3 「テキストに書き込む」

  テキストにアンダーラインやマーキングをする人は多いと思うのですが、それだけでは頭に残りにくいです。私が行っていたのは、余白にキーワードを書き出しておくことでした。なぜかというと、文字を書き出す(アウトプット)することで、記憶に残りやすくなるからです。私の場合、講義で大切だと言われたことは、まずアンダーラインを引き、そのあとで余白に書き出しました。さらに、カレンダーの裏などを使って大きく書き写し、部屋の壁などに貼り出しました。こうすることで、日頃から大切な言葉や数字、文章が目に入ってくるからです。

  私の場合は寝室に貼り出して、寝る前や起きた時に眺めていました。

 

6月中に何とかテキストを読破して、過去問演習に突入したいところです。